ビジネスで利用可能なデータ分析ツール14選

 2020.08.20  マーケティング インテリジェンス チャンネル

昨今のビジネスメディアや専門誌では「データ分析」という言葉を目にしない時は無いほど、データ分析の重要性が増しています。経済産業省でも「2025年の崖」を乗り越えるにはデータ分析・活用を促進することと提唱しており、今後数年間において、日本企業のデータ分析が海外諸国に追いつけるかどうかによって、日本経済全体の行末が決まると言って良いでしょう。

本記事でご紹介するのは、そんなデータ分析を容易に行い、企業のデータ分析・活用を促進するためのデータ分析ツールです。製品ごとの違いに着目し、自社にとって適切なデータ分析ツール選定に役立ていただければと思います。

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マーケティングに特化したデータ分析ツール

1. Salesforce Datorama

Salesforce Datoramaはマーケティング領域におけるインテリジェンス(データ分析を通じて、意思決定に即時活用可能な情報体系)の形成をサポートし、さらにはKPI管理などマーケティング活動上の意思決定促進に欠かせない機能を提供します。AIを搭載した機能により、あらゆるデータソースから必要なデータを自動的に収集・加工・分析し、価値ある情報へと変換するのが特徴で、常にマーケティング施策のROI(投資対効果)をチェックしながら施策展開が可能です。

https://datorama.com/jp/

ビジネス向けBI(ビジネス・インテリジェンス)ツール

2. Tableau

独自のビジュアライゼーション技術によって分析結果を可視化し、意思決定に欠かせない情報を得ることができます。Tableau ServerではWindows・Linux・Macをサポートしており、自社データセンターで運用できるのも特徴です。Tableau Desktopは無料版として使用できますが、分析結果は一般公開されるので企業データを扱うことができません。

https://www.tableau.com/ja-jp

導入事例:ダイキン工業株式会社
導入事例:KDDI株式会社

3. Microsoft Power BI

Microsoft Azure上で展開されるBIツールであり、Excelのような操作感でBIツールを利用できるのが特徴です。そのため、「事業部門ユーザーが必要なデータを必要な時に分析し、意思決定に欠かせない情報を得る」という面で他のBIツールよりも優れています。Microsoftが提供する様々なクラウドサービスとの連携が可能なのも特徴の1つです。

4. QlikView

世界中で50,000社を超える顧客にデータ関連ソリューションを提供するQlikが提供するBIツールです。インメモリ技術搭載によって高速なデータ処理を実現、かつ直感的なインターフェースでデータ分析初心者でも気軽に取り組めるのが特徴です。Qlikview desktopはダッシュボードとグラフの設計を、Qlikview Serverは配布と共有に使われます。

5. Oracle BI

Oracle独自のデータベースを活用し、膨大なデータも素早く分析できるクラウドタイプのBIツールです。ダッシュボードの作成及びカスタマイズ、非構造化データの分析、レポーティングなどBIツールとして多種多様な機能を提供しながら、パフォーマンスの高さを確約しています。

6. Dr.Sum

単にデータを分析するためのツールではなく、組織内外に点在するデータソースに接続し、あらゆるデータを統合・分析するための総合的なBIツールです。非常に大規模なデータの統合・分析にも活用され、IoT(モノのインターネット)から生成される膨大なデータの処理にも適しています。

7. SAP Analytics Cloud

データ分析・計画・予測・拡張アナリティクスなどの機能をシンプルに統合し、SAP提供のERP(統合基幹システム)上でフルに活用可能なBIツールです。データの探索とビジュアル化により新しいビジネス価値を創出するとともに、エンタープライズプランニング機能による財務計画やシミュレーション、対話型アプリケーションの開発などBIツールとして欠かせない機能を幅広く提供しています。

8. Amazon QuickSight

信頼性の高いクラウドプラットフォームであるAmazon Web Service(AWS)上で提供されるBIツールです。吸う万人規模のユーザースケーリングにも対応し、AWS独自のインメモリ計算エンジンを搭載したことで膨大なデータ分析もスピーディに完了します。AWS同様に完全な従量課金制なので、使用した分しかコストが発生しないというのも特徴です。

9. Looker

LookMLと呼ばれるモデリング言語を利用してデータ分析指標を定義することで、自動的にSQLを生成してデータ取得を行うクラウドタイプのBIツールです。事前に定義した指標を用いることで、分析結果などデータの一貫性が担保されるのが利点となります。

無料(OSS含む)で使えるBIツール

10. Google Data Portal

Googleが提供するサービスであるGoogleアナリティクス・Googleサーチコンソール・Googleアドワーズ等のデータを、テンプレートを通じてレポートとしてまとめられるBIツールです。旧称はGoogle Data Studio。Googleサービス以外のデータソースも利用可能で、Googleフォームと連携して入力内容を反映したレポート作成もできます。

11. Databox

日本語未対応なのがネックとなるBIツールですが、機能性や使いやすさの面で高く評価されています。視覚的に優れたダッシュボードを通じてKPI(重要業績評価指標)の確認、レポート作成による情報共有、Adobe AnalyticsやSalesforce等との連携もできます。

12. Fine Report

Excelファイルや基幹データなど様々なデータソースに接続し、データを情報として可視化するためのダッシュボードを簡単に作成できます。中国市場においては市場シェアNo .1を獲得しているBIツールです。チャートが70種類以上用意され、幅広いデータ分析に適しています。

13. Grafana

ダッシュボード構築に特化したOSS BIツールです。MySQL、PostgreSQL、Zabbixなど30種類以上のデータソースに接続可能であり、各データをダッシュボードに表示できます。ダッシュボードはブラウザインターフェースから閲覧できるので、OSSにしては使い勝手の良い製品です。

14. Graylog

他のOSS BIツールとは異なり、データの収集から自動的な処理が行えるのが特徴です。ログのようなテキスト形式のデータをリアルタイムに解析するのに最適です。さらに、データ可視化もサポートしておりダッシュボードを作成できるため、OSSながら幅広い用途に向いたBIツールだと言えます。

データ分析ツールを実際に使ってみよう!

データ分析ツールを活用することで、企業はビジネスをもう1つ上の段階へと押し上げることができます。しかし、実際にデータ分析ツールを使って見ないことには、ビジネス上での活用イメージも湧かないでしょう。そこで、無料で提供されているデータ分析ツールや有料ツールのデモやトライアルなどに実際に触れてみることが大切です。データ分析ツールは正しく扱えれば、必ず新しい知見を導き出してくれます。この機会にぜひ、利用をご検討ください。

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