人材リソース不足でもコンテンツマーケティング!クラウドCMSとは?

 2020.04.15  Marketing Intelligence

社内でWebサイト運営のニーズが高まりつつあるも、人材リソース不足でなかなか踏み込めない…。こんな企業が多いと思います。

特に情報システムやマーケティングが不足気味な中小企業だと、こういった問題は顕著に現れますね。コンテンツマーケティングの有効性と必要性を感じていればいるほど歯がゆいものです。

そこで検討したいのがクラウドCMSですが、皆さんご存知でしょうか?

人材リソース不足をカバーしつつ効率的にWebサイトを運営できるシステムであり、WordPressなどのオープンソースCMSと比べると費用はかかるものの簡易的な操作性であったり、ベンダーのサポートを受けることもできるので初めてCMSを導入する企業でも注目されています。

例えば弊社リードプラスのWebサイトは、HubSpot Website PlatformというCMSを用いて運営されています。

そもそもクラウドCMSとは?を詳しく知らない方もまだまだいると思うので、ここで分かりやすく解説していきます。クラウドとCMSをそれぞれに解説し、最後にクラウドCMSのメリットデメリットをまとめています。

クラウドとは

クラウドは2006年当時のGoogleのCEOであるエリック・シュミット氏の発言により生まれた言葉ですが、技術としてはもっと以前から存在してたものです。簡単に言うとサーバやソフトウェアといった環境を手元に置かず、クラウド事業者が提供するサービスをインターネット経由で利用するというもの。

クラウドはサービスの特徴により以下の3つに分類されています。

IaaS(Infrastructure as a Service)

システム開発などの環境を整えるには、まずサーバというインフラを確保する必要があります。メモリやストレージ、CPUなど様々な構成要素がありますがそれらを提供するのがIaaSです。

AmazonのAWS(Amazon Web Service)やマイクロソフトのMicrosoft Azureなんかが代表的なサービスとなります。メモリやストレージの増減は自由で、CPUの性能も選べることから非常に高い自由度でサーバを構築できます。

PaaS(Platform as a Service)

システム開発など既に整ったプラットフォームを提供するのがPaaSであり、イメージとしてはIaaSの「開発環境一式提供版」です。独自に構築する必要がないためスムーズにシステム開発環境を手に入れることができます。

AmazonのAmazon EC2やGoogleのGoogle App Engineなどが有名なサービスです。

SaaS(Software as a Service)

インターネット経由で提供されるソフトウェアサービスは全てSaaSに分類されます。Hubspotなどのマーケティングツールや、皆さんが現在利用しているブラウザなどもSaaSの一つです。ちなみにクラウドCMSもここに分類されます。

国内のクラウド市場は2019年までに2兆円市場と非常に大きなマーケットであり、今後も現代ビジネスの中核をなす存在です。

CMSとは

CMS(Contents Management System)とは、簡単に言うとHTMLやCSSなどを使用せずともコンテンツの作成や更新・管理などができるシステムですWebサイトについての知識がなくても簡単に運営できるだけでなくWebサイトの最適化やSEOに強いWebサイト作りにも強いので、現在目にするほとんどのWebサイトがCMSで作られています。

Webサイトの最適化、SEO対策のご参考に、もしご興味があれば以下のEブックを合わせてご確認ください。

導入事例:株式会社オムニバス
[PDCA]導入事例:ネスレ日本株式会社

SEOの間違い10選:Webサイトリニューアル時に絶対おさえたい10のポイント

クラウドCMSとは

クラウドとCMS2つの解説からクラウドCMSを説明すると、自社サーバを設置せずインターネット経由で利用するCMSということになります。しかしここで注意して欲しいのが“基本的にCMSはクラウドサーバ上で構築されている”ということです。

例えばオープンソースCMSとして人気のあるWordPressですが、多くの企業はクラウド環境にシステムをインストールして利用しています。ですので、クラウドCMSでなくともクラウド環境で利用するのがCMSのトレンドです。(もちろん自社サーバに設置する企業もいます)

そこでクラウドCMSと通常のCMSを明確にすみ分けすると、クラウドCMSはシステムのインストールなどが必要なく利用できるもので、通常のCMSはまずサーバ上にインストールをしなくてはなならないものです。

若干違いが曖昧に感じる部分もありますが、メリットや運営方法などが大幅に違うので注意しましょう。

クラウドCMSのメリットデメリット

メリット

サーバいらずで導入が簡単

クラウドCMSは自社サーバの設置もクラウドサーバの調達も必要ありません。つまり、インターネットとPCさえ手元にあればすぐにでも導入することができるのです。

例えクラウドサーバであっても調達に少なからず時間がかかるので、非常にスピーディに導入できるのは大きなメリットです。

通常のCMSを導入するまでの期間も導入準備にかかる人権費という見えないコストがあるので、これを大幅に削減できます。

初期費用がほぼかからない

クラウドサービスというものは基本的に初期費用がかかるものなのですが、クラウドCMSにおいても例外ではありません。

しかし、これが非常に安価なのが特徴です。

サービスにもよりますがクラウドCMSの初期費用は無料~数万円しかかからないので、経済的負担になることはありません。ちなみにWeb制作会社にWordPressなどのCMS構築を依頼すると数十万円~の費用が発生するので、これを考えるとかなり導入コストを押さえることができますね。

管理・運用はベンダー任せ

クラウドCMSはベンダーが保有するサーバ上でシステムが稼働しているので、ユーザーとしては管理・運用業務の一切が必要ありません。この点が情報システムなど人材リソースが不足している企業に注目されているところです。情報システムがいない企業はもちろん、CMSを導入することで業務負担の増加を心配している企業にもおすすめです。

また、システムの更新に関してもベンダーが行うので、ユーザー企業はログインするだけで毎日最新のシステムを利用することができます。

セキュリティ対策もできる

クラウドCMSを利用するということは、Webサイトコンテンツなど自社データを外部に保管するということです。ここで気になるのがセキュリティではないでしょうか。特にここ最近ではランサムウェアや標的型攻撃といったサイバー攻撃が増加しているので、セキュリティ対策をしっかりと取らなければなりません。

しかし、ただでさえ人材リソースが不足している企業では、なんとかCMSを運用できてもセキュリティまで手が回らないケースがほとんとです。これに対しクラウドCMSではベンダーが常にセキュリティ対策を取っているので、ユーザー企業として取るセキュリティ対策はありません。

強いて言えばIDやパスワードなどの漏洩を防ぐことで、システムに対するセキュリティ対策はベンダーに一任できます。「他社に任せて大丈夫かな?」を思われる方もいるでしょうが、ベンダーが取るセキュリティ対策の方が堅牢なケースがほとんどなので安心です。

ただし、ベンダーがどのようなセキュリティ対策を取っているかは予め確認しておきましょう。

拡張性が高い

クラウドCMSは拡張性が高いので、課金次第ですぐにリソースや機能を拡張することができます。必要に応じて増減できるので「必要なものだけに必要なコスト」を実現します。

デメリット

カスタマイズ性に乏しい

オープンソースCMSはシステム設計が開示されているので、スキルさえあれば自由にカスタマイズすることができます。カスタマイズしたCMSをサービスとして提供している企業も多いですね。

これに対しクラウドCMSはユーザーが独自にカスタマイズするこはできません。まずシステム設計は開示されていませんし、ベンダーが運営するシステムを利用するという性質上機能も固定さえている場合がほとんどです。

サービスによってはオプションを豊富に取りそろえているクラウドCMSもありますが、カスタマイズといえばオプションを組み合わせることくらいになります。

ただどのサービスに関してもCMSとしての基本機能+α(各サービスの付加価値)があるので、別段困るということもないでしょう。

トラブルへの対応ができない

システムやサーバに何らかのトラブルがあったとき、クラウドCMSではベンダーの対応に依存します。つまりベンダーのトラブルへの対処が終わらない限りシステムがダウンしたままになるということです。

「クラウドCMSがシステムダウンして長時間利用できなかった」といった事件は今までありませんが、可能性としてはあり得ます。

そもそも情報システム不在の企業では気にするところではありませんが、情報システムのいる企業では自社で対応できないというのが歯がゆいと思います。

繰り返しますがシステムダウン自体あまりないことなので、可能性として頭に隅に入れておいてください。

まとめ

いかがでしょうか?コンテンツマーケティングを展開したいけでど人材リソース不足でできない、という企業には選択肢の一つとしてかなり有効です。ランニングコストに関しては毎月利用料金が発生しますが、オープンソースCMSでも管理・運用費が発生しますのでそこまで差はないかと思います。

その他の選択肢としては、HubspotのようなCMS機能やブログ機能を備えたマーケティングプラットフォームを導入することです。こちらはアクセス解析や分析ツール、メール配信などを統合的に提供するサービスなので、クラウドCMSより遥かに効果的なコンテンツマーケティングを展開することができます。コンテンツマーケティングに必要な機能は全て揃っておりので、複数のツールを別々で導入する必要もありません。

自社の環境や目的などに合わせ、最適なシステムの導入を検討しましょう。

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