データドリブンとは?現代のマーケティングに必要不可欠な視点

 2020.09.08  Marketing Intelligence

昨今のビジネスの世界においてデータの重要性が増してきています。そのような中で「データドリブン」という言葉をビジネスの世界では多く聞くようになりました。

そのような状況の中で「“データドリブン”ってそもそも何?」「どうやって導入するの?」といろんな疑問を抱えている方も多いかもしれません。本記事ではそんな、今さら人には聞けないデータドリブンについて分かりやすく解説します。

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データドリブンとは?

企業はその経営活動を通じて、多種多様なデータを継続的に生み出しています。売上データ、顧客データ、Webサイトのトラフィックデータ等、全てのデータを統合すればそれは膨大な量になるでしょう。そして10年程前より「ビッグデータ」「ビジネスインテリジェンス」といったキーワードが世に浸透するとともに、データ分析の重要性が次第に理解されていきます。現在、多くの企業がデータ分析に基づいた経営・営業・マーケティングを展開されていることでしょう。このデータがない時代においては、まさに経験や勘によって経営判断を行っていたわけですがこれでは現代ビジネスを勝ち残ることは難しくなってきています。データドリブン(Data Driven)とはまさに、企業が利用できるデータから得られるインサイト(洞察)をもとに意思決定を下し、具体的なアクションへと繋げていくことを意味します。例えば「データドリブンマーケティング」と言えば、データ分析を起点にマーケティングに関する意思決定とアクションを行う論理的なマーケティングスタイルというわけです。

データドリブンが一躍注目された理由

「データドリブンーー」という言葉を頻繁に耳にするようになる以前から、マーケティングにおいてデータ活用へ取り組む企業は多数存在していました。それらの企業はExcelやCRM/SFAで顧客情報を管理したり、Web解析ツールでWebサイトを分析したり、広告代理店からの報告データを元に次のアクションを定めたりしていました。しかし、その一方でデータが分断された状況では、大事に事象を見落としたり連携させることに労力を使ったりと現実的な分析はできていなかったと言えます。また、昨今ではデータが私たちの周りに溢れかえっており、それらも含めて有効活用する必要があるのです。

テクノロジーの発展により幅広いデータを高速に可視化できるようになった

AIやIoT、昨今のテクノロジー発展には目覚ましいものがあります。AIは一部ですでに人間の能力を凌駕しており、我々ビジネスパーソンに新しい気づきを与えてくれます。デジタルテクノロジーも日進月歩で進化しており、現在ではDatoramaのようにあらゆるデータソースに接続し、分断化されたデータを自動的に収集・加工・分析するツールも登場しています。こうしたテクノロジーの発展により、ビジネスでは幅広いデータを高速に可視化できる環境が整ってきているのです。このため、データ活用をうまくできない企業はデジタルビジネス時代の敗者となる可能性が高く、データドリブンが経営やマーケティングなどの標準になりつつあるのです。

マーケティングインテリジェンスレポート
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情報流通量の爆発的な増加により顧客の購買プロセスが変化し、その対応に迫られた

インターネット活用の拡大、SNS利用率の拡大、スマートフォンの普及によって情報量は急増しており、それが顧客の購買プロセスに変化をもたらすようになっています。このようなことはデジタル上のプロモーションが購買へと直結するB2Cだけでなく、B2B企業においても同様に近い事象が起き始めています。しかし、その一方でチャネルが複雑化するだけでなく多様化する顧客の購買行動も複雑化の一途を辿っています。このような背景だからこそデータドリブンによって顧客インサイトや行動を理解した上でのマーケティング戦略が欠かせません。

データドリブンマーケティングを導入するには

データドリブンは時代の変遷により、必然的に生まれた新しいスタイルです。それを取り入れたデータドリブンマーケティングは、現代ビジネスを生きる全ての企業にとって欠かせない要素になりつつあります。しかし、データドリブンマーケティングを導入するにあたり何から取り組めば良いのか分からない企業も多いでしょう。ここではデータドリブンマーケティングを導入するまでのステップを簡単にご紹介します。

ステップ1. マーケティング課題の認識

多くの企業はマーケティングにおいて、データ活用に関係した課題を抱えています。そのため、「データ分析に取り組まないことで何が問題なのか?」を意識するために、現状のマーケティング課題を洗い出し、改めて認識することが大切です。

ステップ2. 可視化すべきデータの特定

データドリブンマーケティングにおいて可視化すべきデータとは何か?コンテンツマーケティングを展開する企業ならば訪問者数・閲覧数・平均滞在時間・離脱率・会員登録数・問い合わせ件数・シェア数などのデータを可視化する必要があります。それだけなら問題はありませんが、マーケティング施策が多様化している現在においては、複数のプラットフォームから統合的にデータを集めて、横断的な分析によって新しいインサイトを得る必要があります。だからこそ可視化すべきデータを組み合わせ、課題解決に向けた環境を整えます。

ステップ3. 統合的なデータの収集

マーケターが手動でデータを、各プラットフォームから収集するのは至極困難な作業です。少しでも対応が遅れることでデータの鮮度が失われ、マーケティングとして利用価値が下がります。このステップからは、「マーケティングインテリジェンス」などデータ統合に特化したツールの存在が不可欠になります。

ステップ4. 加工・分析を通じてレポート

ツールによって様々なデータソースからマーケティング課題の解決に必要なデータを抽出したら、加工・分析を通じてレポートを出力したりダッシュボードでリアルタイムに表示します。つまりは多種多様なデータをビジネスに使える情報へと変換し、それをマーケターが正しく解釈してマーケティングインサイトなどを理解する必要があるということです。

ステップ5. アクションプランの立案・検討

データ分析を通じて得られた新しい知見からアクションプランを立てていきます。このステップはマーケターの力量が試される瞬間です。できれば複数人のメンバーからマーケティングチームを結成し、積極的なディスカッションを通じて新しいアクションプランの立案・検討を行います。

ステップ6. アクションプランの実行と評価

アクションプランは実行もさることながら、実行後の評価が重要です。なぜ成功(失敗)したのか?要因を細かく分析することで、次のアクションプランへと役立てます。また、ステップ6においても統合的なデータ収集を可能とするツールの存在が欠かせません。

以上のように、データドリブンマーケティングにはやはり「マーケティングインテリジェンス」などのツールが欠かせません。手動では困難なレベルでのデータソースへの接続、データの収集・加工・分析、レポートの出力を通じてマーケターは初めてデータドリブンマーケティングを実現します。「ツールありき」ということを念頭に置きながら、この機会にデータドリブンマーケティングの導入をぜひご検討ください。

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