マーケティング分析をする上で知っておきたいフレームワークとは?

 2020.03.24  Marketing Intelligence

「作る」ことと「売る」こと、皆さんはどちらが大切だと思いますか?日本は世界に誇れる技術を多数所持している国なので、その中で暮らしていると「作ることを突き詰めて、品質の高いものを開発する」ことを重視する方が多いかもしれません。もちろん、どちらも大切なのですが、強いてどちらが大切かと聞かれれば「売る」ことの方が大切でしょう。

とある高級志向のスーパーマーケットには、とても美味しい「餃子の皮」が売られていました。値段も一般的なスーパーマーケットで売られているものと変わりません。しかし、その商品を製造していた企業は倒産し、新しく仕入れるようになった「餃子の皮」はお世辞にも美味しいとは言えないものでした。

「質は高いのにものが売れない」のはよくある話です。それとは反対に、質はそこそこでも爆発的に売れているものは多々あります。やはりここでも「売る力(販売力)」が重要だと言わざるを得ないでしょう。

そこで本記事では、マーケティング分析を行う上で知っておきたいフレームワークをご紹介します。フレームワークとは物事を考える際の枠組みのようなもので、情報をフレームワークに当てはめることで状況分析や意思決定のスピードが高められます。これからマーケティング分析に取り組もうという方は、ぜひ参考にしてください。

マーケティング分析をする上で知っておきたいフレームワークとは?

課題を見つけるためのフレームワーク

マーケティング戦略を見直すために大切なのが課題整理です。どのような問題があり、それを解決するために何をすべきなのか?これを明確にすることが、マーケティング戦略の改善につながります。

PEST分析

PEST分析とは、会社事業を取り巻く外部環境を「Politics(政治)」「Economy(経済)」「Society(社会)」「Technology(技術)」という4つの視点から分析し、社内分析だけでは気づけない外部環境による課題を把握することが可能です。

たとえば学習塾業界において、少子高齢化によって顧客となる学生が減少しているなどの事象を把握する必要がありますが、映像授業活用が活発かする中でICT技術に対する政府の助成金発布などの状況を見落とすことは、重大な機会損失につながります。

そうした見落としを防ぎ、かつ外部環境はビジネスに与える影響を正確に把握するために、主要4つの外的環境の視点からもれずに整理することが可能です。

3C分析

3C分析とは、「Customer(顧客)」「Competitor(競合)」「Company(自社)」の3つの視点から三者間分析を実施して、自社課題を発見するためのものです。この中でも特に「Customer(顧客)」が重要となり、顧客がどのような不満や不安を感じているかを整理し上で、何がニーズなのか?を把握します。

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顧客が日ごろから、サービスのわかりづらさや不要なサービスなどに不満を感じている場合、それは優先的に解決すべき問題です。さらにさらに、その状況において競合が十分な対策を取っているようならば顧客が流出する原因になります。さらに、競合と自社を比較した自社の強み・弱みを把握できれば、マーケティング施策の改善に繋げられます。

アイディアを出すためのフレームワーク

次に、マーケティング戦略のアイディア等を出すためのフレームワークをご紹介します。マーケティングはアイディア勝負の部分も多いため、ぜひ採り入れてみてください。

MECE

MECEとは「Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive」の頭文字を取っており、「漏れなく、重なりなく」という意味です。MECEを使うことで、自分のアイディアに漏れや重複がないかを客観的に確認できます。

たとえば、特定のターゲット向けの商品販売を考えた際に、すべての年齢層がカバーされていれば漏れも重複もなく、全体を対象にすることができます。一方、ターゲットを職業別にすると漏れが発生しやすくなったり、重複が発生したりします。

マーケティング施策として有効なアイディアを思い浮かべるためには、ターゲットの全体像を把握している必要があります。その際にMECEを使うと、ターゲットに関する情報を整理できます。

SWOT

SWOTとは「Strengths(強み)」「Weaknesses(弱み)」「Opportunities(機会)」「Threats(脅威)」の頭文字を取っており、自社の強みと弱みという内部環境と、機械と脅威という外部環境を明らかにし、それらを組み合わせて経営戦略を考えるフレームワークとなります。

さらに、洗い出されたそれぞれの要素を「強み×機会」「弱み×脅威」の要領で掛け合わせることで、新しい戦略を導き出せます。

<SWOTの一例>

 

Opportunities・機会

Threats・脅威

Strengths
強み

   

Weaknesses
弱み

   

マーケティングを実行・修正するためのフレームワーク

PDCA

マーケティング分析のフレームワークとして最後にご紹介するのは、ご存じ「PDCA」です。ビジネスパーソンなら誰もが知っているこのフレームワークはなぜ重要なのでしょうか?

マーケティング施策というのは、1度の実行だけで最大限の成果が得られるわけではありません。何度も検証と改善を繰り返すことで、最終的に最大化された効果を発揮します。そこで重要なのがPDCAです。

PDCAは「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Act(改善)」の頭文字を取ったもので、これに従ってマーケティングプロセスを回すことで、継続的な実行と改善活動を促します。

マーケティングにおけるPDCAはどれだけ短期間で回せるかが重要であり、PDCAを回すのど改善効果が高まります。日本人はよく「完璧主義すぎる」と言われるので、常に100%を目指さないPDCAが最終的には、より短期間で100%へ近づくためのPDCAになります。

マーケティングインテリジェンス ツールでマーケティング分析を高速に

いかがでしょうか?本記事でご紹介したフレームワークを扱えるようになると、マーケティング分析および施策の実行・改善のスピードをアップさせ、マーケティング活動の円滑化が促せます。ただし、独自に実施するには限界もあるため、ここではマーケティングインテリジェンス(MI) ツールの活用もおすすめします。

MIツールにはマーケティング分析に欠かせない機能が搭載されており、さまざまなデータを基にしながらデータ分析を高速に行います。MIツールによっては、分析結果をそのまま施策へ落とし込むことも可能なので、マーケティング分析だけでなく、マーケティング活動全体の効率化につながるでしょう。

この機会に、マーケティング分析のフレームワーク活用とDatoramaなどのマーケティングインテリジェンスツール活用をぜひご検討ください。

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