社会心理を効果的に測定する方法:GroupM Turkey社がもたらした知見

 2020.06.01  Marketing Intelligence

昨今の不透明な時代において、ソーシャルメディアへの依存がますます高まっています。以下の図からニュースやエンターテイメント、気晴らしの手段を探したり、他者とつながったりする方法として、ここ数か月間でソーシャルメディアの利用が増えていることが分かります。

 

psychological-measurement-01

出典: Axios

 

このような傾向は新しいものではなく、今回のパンデミックに限ったことでもありません。ソーシャルメディアの利用は過去10年間で着実に上向いています。

psychological-measurement-02

出典: Our World in Data

導入事例:ネスレ日本株式会社
導入事例:株式会社オムニバス

 

一貫しているのは、「企業のイメージについて意見を述べるのにソーシャルメディアが使われている」という点です。消費者は嫌な体験をした場合、それについてツイートする傾向があります。購入した商品が気に入ればインスタグラムに投稿し、そのブランドに称賛を浴びせることもあるでしょう。ソーシャルメディア上のこのようなやりとりは、企業の存続を左右するのです。

状況が不透明な時期には、ソーシャルメディアでの人々と自社とのやりとりを注視することがとても大事です。企業経営のやり方は今回のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)パンデミックによって一変しましたが、それでも企業は、消費者が気に入っている素晴らしい体験やブランドを提供することに専念しています。自社ブランドにマイナスの心理がまとわりつけば、ブランドが傷付かないように素早く行動しようと思うでしょう。

ブランドは顧客の心理を注視するために、ソーシャルメディア上でのやりとりにまつわる心理を分析したいと思うかもしれません。企業の規模によっては、やりとりの量は膨大になる可能性があります。「Social Studio」のようなソーシャルリスニングプラットフォームは、自社への言及や顧客の意見を注視しながら、同時に心理分析を実行するのに役立ちます。それにより、企業は全般的なブランドのやりとり/言及に着目しながら、マイナスの内容に印を付けることができます。

しかし、ソーシャルリスニングは全体的なメディアの健全性の1つの要素に過ぎません。ソーシャルリスニングのデータを他のメディアのパフォーマンスと調和させれば、先が見えない時期でも自社ブランドの健全性を全体的に見ることができます。やりとりに対する反応の様子を分析することで、心理が有料ソーシャルのパフォーマンスに与えている影響を比較できます。また、プラスの心理をとらえ、それを新たな有料キャンペーンに変換する機会が得られる可能性もあるのです! ターゲット・オーディエンスに自社戦略を広めてもらうことでアイディエーションの時間を減らし、行動の時間を増やしましょう。そこで、Datoramaの出番となります。私たちはこれらのバラバラな情報源を集約・調整・視覚化し、常時稼働のメディア健全性プラットフォームの構築をお手伝いすることができます。

特にこの不透明な時期に、GroupM TurkeyがソーシャルリスニングやDatoramaをどう利用し、自社クライアントのビジネスをどう強化したのか話を伺う機会がありました。

GroupM Turkeyは常に堅実なソーシャルリスニングを実行してきました。同社は顧客に求められているものを類推する必要はありませんでした。その代わり、ソーシャルメディアでのやりとりから得られた貴重な見識を活用しました。それらの見識は消費者の行動とブランドイメージの双方に光を当てるもので、所有・獲得・有料ソーシャルメディアの戦略に情報をもたらしました。

それらの見識を生み出すため、GroupMはBrandwatchを利用しました。Brandwatchは、あらゆるソーシャルメディアプラットフォームでクライアントのためにキーワードや画像、ロゴを追跡できるソーシャルリスニングプラットフォームです。それらの規定の基準が見つかると、Brandwatchはやりとりにまつわる心理を分析し、GroupMに報告します。そしてGroupMがその心理を検証するのです。

ソーシャルモニタリングのデータは非常に複雑になることがあります。生のデータはクエリやスニペット、コメントの列に過ぎません。Datoramaはそれらのデータポイントを使い、データの取り込み・調整・視覚化により、使用可能なストーリーにまとめます。

GroupMは自社のソーシャルリスニングレポートをDatoramaに取り込み、さらなる調整とセマンティックレイヤーの強化を行いました。Datoramaのデータモデルにより、コメントを定量化可能な指標にすることができました。またDatoramaのレポートと視覚化を利用し、視覚的に魅力のある、ダイナミックなクライアント向けレポート機能を構築しました。それらのレポートの力で、GroupMはクライアントのために最高のソーシャルメディア最適化を実行し、不確実な時代にクライアントのブランドイメージがプラスであり続けるようにしたのです。

また、ユーチューブのプラットフォームでクライアントのブランドへのパンデミックの影響を定量化するため、ユーチューブの特別なモニタリング機能も構築しました。この常時稼働のダイナミックなレポートにより、GroupMのクライアントは最も関連性の高いデータを有し、ソーシャルメディア最適化の確実性を少々高めることができるのです。

この不透明な時期においては、すべての目がソーシャルメディアに注がれています。御社がブランドであろうと代理店であろうと、潜在的な成長の取り込みや消費者心理への対応をタイミング良く、確実に実施したいのであれば、ソーシャルリスニングのデータをメディア分析全体に組み込むべきです。ソーシャルでのやりとりや心理がメディア健全性全体に与える影響を知りたい場合は、Datoramaにある自社の他の所有・有料・獲得メディアとソーシャルモニタリングを調和させることができます。

出典: "How to Effectively Measure Social Sentiment: Insights from GroupM Turkey", Datorama.com,(参照 2020-05-27)

[PDCA]導入事例:ネスレ日本株式会社

RECENT POST「マーケティング分析」の最新記事


社会心理を効果的に測定する方法:GroupM Turkey社がもたらした知見
統合的マーケティング・アナリティクス戦略に 必要な7つのステップ

RANKING人気資料ランキング

RECENT POST 最新記事

ブログ購読のお申込み

RANKING人気記事ランキング