初めてのLPO(ランディングページ最適化)|手順を理解し改善を繰り返す

 2020.04.15  Marketing Intelligence

以前「【永久保存版】売れるランディングページの作り方」こちらの記事で、ランディングページに取り入れたい施策を紹介しました。一読して頂くと「どんなランディングページを作成すればいいのか」といったイメージが湧くと思います。

では、既存のランディングページを改善するためにはどうすればいいのか?これはLPO(ランディングページ最適化)と言って、成果が上がるランディングページに仕上げるためには欠かせないプロセスです。

毎月一定数以上の売上げを上げているあの大手企業のランディングページも、最近売上げを伸ばしているあの競合企業のランディングページも、みんなLPOで改善し業績アップに繋げています。

「それならば自社も!」を思いますが、どのようにしてLPOを行えばいいのか正直分からないという方も珍しくないと思います。そこで今回は、LPOに必要な手順や効果的な施策、そしてLPOを行うために大切なことを紹介していきます。

LPOの基本的な手順

それではさっそくLPOの手順を紹介していきます。

1. 目的・KPIの再確認

ランディングページを作成した当初は、必ず何かしらの目的がありましたよね?成約率の向上なのか、会員獲得のためなのか企業により目的は異なりますが、まず初めにランディングページを作成した目的を再確認してください。

というのも、目的を再確認し改めて明確にすることでランディングページの課題を見つめることができます。また、改めて考えてみる「この目的は不適切だった」なんてことになるケースも非常に多いのです。

ですので、まずはどんな目的を持ってランディングページを作成したのかを再確認してください。またKPI(重要評価指標)も同様です。

当初CVR(コンバージョン率)はどれくらいで設定していたのか?CTR(クリック率)はどれくらいで設定していたのか?など、KPIも合わせて再認識しておきましょう。

2. 課題の洗い出し

次にランディングページの課題を洗い出しています。しかし「どこが問題なのかすら分からない」という方も中にはいると思うので、以下に成果の上がらないランディングページで考えられる原因をまとめてみました。

  • CTAボタンが背景色と同化している
  • CTAボタンが少ない
  • 外部リンクが設置されている
  • ファーストビューでサービス・商品を訴求できていない
  • テキストが多すぎる・少なすぎる
  • 画像が多すぎる・少なすぎる
  • 登録フォームの入力項目が多い
  • 登録フォームが一番下までスクロールしないと現れない
  • サービス・製品イメージとページカラーが合っていない
  • ファビコン(※1)が設置されていない
  • 直帰率が高い
  • 広告のキャッチコピーとの整合性が取れていない
  • 広告のキャッチコピーが過剰
  • ランディングページが読みづらい
  • 検索キーワードとの整合性が取れていない

 他にも考えられる原因はありますが、以上が成果の上がらないランディングページの主な原因となります。

自社のランディングページをじっくりと見てどこに原因があるかを分析し、課題点を洗い出してください。

※1:ファビコンとは、ブラウザのページタブにおいてタイトルの左横に配置する小さなロゴです。ファビコンを設置しただけでCV率が向上したなんて事例もあるのでかなり重要。

導入事例:ネスレ日本株式会社
導入事例:KDDI株式会社

3. 改善策を考案する

課題を洗い出したら次は改善策の考案ですが、「課題は分かっても具体的にどのように解決したらいいか分からない」という方が多いと思います。そこで、冒頭で紹介したこちらの記事や、以下の3記事を参考にしてみてください

  • 購買意欲を高めたい思う前に考えてほしいこと
  • 【超厳選】購買意欲を掻き立てるカスタマー心理学26選
  • 【購買意欲を高める色彩心理学】“色”が持つ特性と活用のポイント

大切なのは常にユーザーの視点に立って考えることです。またユーザーの属性(性別・年齢など)をしっかりと考慮しておきましょう。

また、ランディングページへ辿り着く以前にWebサイトへの訪問してもらうことも重要です。もしご興味があれば合わせて以下のEブックをご確認ください。

4. 実施・効果検証

改善策を考案したら実施し効果検証を行いますが、検証のためにはアクセス解析の導入が必須となります。

導入していないという企業の方が少ないと思いますが、まだという企業は早急に導入しましょう。Googleが提供しているGoogleアナリティクスであれば、ある程度のスキルは必要ですが無料で使用することができます。

5. 2~4までのサイクルを繰り返す

改善策の実施、効果検証まで完了したら再び課題の洗い出しに戻りこれまでのサイクルを繰り返します。LPOとは継続的なPDCAサイクルを回って初めて効果を発揮する対策です。

また、ユーザーニーズというものは常に変動しているため、昨日成果を上げたランディングページが今日明日も成果を上げてくるとは限りません。この変化へ常に対応するためには、継続的なPDCAサイクルが必要不可欠なのです。

以上がLPOの手順となりますが、「なんだ単純じゃん」と思った方も多いと思います。確かにLPOの手順自体はシンプルなものではありますが、必ずしも1回2回のサイクルで成果が上がるとは言えません。

なので、何よりも大切なのは「成果が上がるまでLPOの手順を繰り返す根気」と、「成果が上がったあとも現状を維持するための努力」です。この2つがなければLPOは効果をは発揮しないのできちんと念頭に置き、LPOに取り組んでください。

LPOに効果的な施策

LPOを行う上で効果的な施策というものがあります。それが以下の3つなのですが、それぞれを解説していくので確認しておきましょう。

A/Bテスト

A/Bテストとは、異なる2つのランディングページを公開し「どちらがよりCVに繋がるか?」を検証するテストです。実施することでどんなランディングページが成約に繋がるかを知ることができます。

ちなみにABテストは専用ツールを使用して行うのが一般的です。

行動ターゲティングLPO

行動ターゲティングLPOとは、ユーザーの属性や行動でターゲットをセグメントして行うLPOです。

例えば全国的に店舗展開している不動産会社のホームページにおいて、ターゲットを地域ごとの流入でセグメンテーションします。ホームページにアクセスしたターゲットが住む地域をIPアドレスで割り出し、最初のページで近隣地域の不動産情報や最寄りの店舗情報などを表示すれば、ユーザーはホームページ内を徘徊する必要がなくなります。

その他、健康サプリメント系のランディングページならば、ユーザーの年齢や性別でページデザインを変更するなどの施策が展開できますね。ターゲットに合わせたランディングページを複数用意することで、訴求力を高めることが可能です。

3C分析

3C分析とは「Customer:消費者、市場」「Competitor:競合」「Company:自社」の3点から分析を行う手法であり、LPOで活用すると効果的です。

まずは「Customer:消費者、市場」で市場動向を把握し、ユーザーのニーズをキャッチします。次に「Competitor:競合」を分析し、どのように差別化を図っていけばいいかを考えます。最後に「Company:自社」の強みを理解し、訴求力を高めます。

シンプルながらも非常に効果的なので、是非活用してください。

LPOを行うために

ここまでLPOの手順や施策について解説してきましたが、大切なことが一つあります。それは、「LPOを行うために適切なツールを導入する」ということです。

 LPOの効果検証を行うためや課題点を見つけるためにはアクセス解析などのツールが必要不可欠です。また、先ほど紹介したABテストにおいても専用ツールが必要となります。

そこでおすすめしたいのが統合マーケティングプラットフォームであるHubspotです。Hubspotランディングページのおける課題点の洗い出しから施策の実施・効果検証、ABテスト、さらにSEO対策までワンストップで展開することができます。

もちろん、統合マーケティングプラットフォームというほどなので他にも様々な機能を提供しています。LPO一つ取ってもワンストップで行えるというのは大きなメリットです。実際に複数のツールを運用していた企業がHubspotでマーケティングツールを統合するという事例が非常に多いので、是非注目してみてください。

まとめ

いかがでしょうか?解説だけ見ればLPOは簡単そうに見えるかもしれませんが、何度も言うように大切なのは成果が上がるまで継続する根気と効果を維持するための努力です。

「なかなか効果が出ない」と言ってすぐに諦めてはいけません。効果が出ないのには必ず何かしらの原因が隠れています。自社ランディングページを入念に分析し、課題を洗い出して改善策に繋げる。その後はとにかくPDCAサイクルを回すこと。こうしてコツコツと継続することが後の大成に結びつき、そしてこれこそがLPOだと言えます。

ランディングページで今以上の成果を上げたいと思うのであれば、LPOに積極的に取り組み、継続して改善を目指しましょう。決して完璧は求めず、いつでも課題点と改善点があることをしっかりと念頭に置いておいてくだい。

[PDCA]導入事例:ネスレ日本株式会社

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