記事作成代行の流れ、選び方、注意したいこと【フリーランス編】

 2020.04.15  Marketing Intelligence

インバウンドマーケティングを実践するためのオウンドメディアや情報メディアサイトなどの運営においては、記事を継続的に公開してゆくことが非常に重要ですが、社内リソースの問題や継続的な質の担保などの理由により、記事作成代行を活用するケースが多くあります。依頼する際の依頼先の選択肢としては「フリーランスへの依頼」と「代行会社への依頼」がありますが、今回スポットを当てるのは前者です。そもそもフリーランスとは組織や団体に属さない個人事業者あるいは個人企業法人のことで、組織ではなく個人で仕事を請け負っている人を指します。現在国内のフリーランス人口は国民全体の1/10とも言われており、統計では現在もその数を伸ばしています。意外と多いなと感じますね。「個人事業者」との明確な線引きはないのですが、一般的にフリーランスと言うとWeb制作やシステム開発、またはデザイナーやライターなどを指すことが多いようです。

そんなフリーランス(ライター)へ記事作成代行を依頼する際はどんな流れで進行するのか?または、どのようなことに注意すればいいのか?

ここでは、記事作成代行依頼のステップやフリーランスの正しい選び方、依頼時の注意点などを総合的にまとめてみました。

フリーランスへ記事作成代行を依頼するためのステップ

まずは、フリーランスへどのようにして記事作成代行を依頼すればいいのかを5つのSTEPで解説していきます。 

ステップ1. クラウドソーシングへの登録

クラウドソーシングとは、いわゆる依頼側とフリーランスの仲介をするサービスです。フリーランスに記事作成代行を依頼するほとんどがこのクラウドソーシングを通したものなので、まずはサービスへ登録する必要があります。

運営元は報酬額の5~20%程度を徴収することで利益を得ているので、サービスへの登録や仕事依頼は基本的に無料です。

また、クラウドソーシングというサービス自体は無数に存在するので選定に困るかもしれませんが、まずは最大手である「ランサーズ」や「クラウドワークス」あたりに登録しておくといいでしょう。

ステップ2. プロジェクトの立ち上げ

登録が完了したら、さっそく記事作成代行依頼のプロジェクトを立ち上げます。立ち上げ自体は難しいものではなく、各クラウドソーシングで用意されているガイドラインに従えば簡単に立ち上げることが可能です。

また、依頼方式としては主に「プロジェクト」「タスク」「コンペ」の3種類が存在します。プロジェクトとはこちらの依頼に対しフリーランスが見積もりや納期などを提案する形式であり、記事作成代行を依頼するフリーランスを選択することができます。(金額や納期を指定することも可能)

タスクとは予め記事作成内容を指定して、不特定多数のフリーランスから作成を募るという方式です。こちらからフリーランスを選択することはできませんが、簡易的な記事作成を募集する際に有効的です。

コンペとはその名の通りコンペ形式で依頼するというものであり、主にデザインの分野において活用されています。記事作成代行では活用することはありません。

ちなみにここではプロジェクトによる依頼を前提に解説を勧めます。

ステップ3. トライアルの実施

プロジェクトを立ち上げると、複数のフリーランスから提案が届きます。
もちろん提案が一つも来ないなんてこともあるので、その際は依頼内容を見直すことが必要です。 

各フリーランスの提案内容をもとに選定していくわけですが、ここで最終的な判断を急いではいけません。どんなに良い提案だとしても、必ずトライアルを実施してください。いわゆるお試しで1~数記事程度執筆してもらい、クオリティやこちらが求めるような記事作成ができているか?を把握するのです。

基本的にトライアルに対しても報酬が発生するので、提案してきた全てのフリーランスに実施する必要はありません。トライアルを実施するための基準を設けた上で、ある程度フリーランスを絞ってからトライアルを実施しましょう。

導入事例:株式会社オムニバス
導入事例:株式会社デジタルアイデンティティ

ステップ4. フリーランスの選定

トライアルが完了したら、いよいよフリーランスの選定です。納品された記事のクオリティなどを確認し、本依頼するフリーランスを選んでいきます。

ここで注意していただきたいのは、もちろんその記事のクオリティは大切ですが、それ以外の点も合わせて評価する必要があります。記事が増えてゆくと内容の幅も広がってゆくだけに、もしかしたらそのライターの得意分野から外れているものも出てくるかもしれません。それでもうまくまとめてくれるのか、別のライターを探さなければいけなくなってしまうのかをトライアルだけで見抜くのは至難の業です。

フリーランスの選び方に関しては後述しますので参考にしてください。

ステップ5. 本依頼

最終的に依頼したいフリーランスを選んだら、いよいよ本依頼です。フリーランスに記事作成代行を依頼する際はいくつかの注意点があるので、こちらの関しても後述します。

端的にまとめましたが、これがフリーランスに記事作成代行を依頼するまでの流れです。実際にはクラウドソーシングなどを活用せずに、フリーランスに直接仕事依頼するという方法もありますが、少々難易度が高くなります。たとえばブログなどの運営しているフリーランスに対して依頼するなどという方法ですが、初めての場合はやはりクラウドソーシングでの依頼が安心でしょう。

フリーランスの正しい選び方

トライアル実施後、フリーランスを選ぶ際は記事のクオリティだけではないポイントで選びましょうと先述しましたが、ではどのような点に着目すればいいのでしょうか?フリーランスの正しい選び方について解説していきます。

実績、評価の確認

クラウドソーシングでは、フリーランスのプロファイルページなどで実績や評価を確認することができます。今までどんな記事作成を請け負ってきたのか?クライアントからの評価は?などを確認することで、ある程度フリーランスの特徴や信頼度を把握することが可能です。

また、特に注目してほしいのは評価です。単に評価ポイントだけではなく、コメントまで確認することが重要です。あるケースではデメリットであっても自社には当てはまらなかったり、その逆のこともあり得ます。実績と合わせて、どのような印象を持たれているのかを、クライアントからのコメントなどを参考に判断しましょう。

情報理解の正確さ

こちらの意図を素早く理解できたか?トライアル実施時のコミュニケーション時の誤解などはなかったか?など、情報に対する理解度の正確さは依頼主にとっても重要です。

こちらの意図をしっかりと汲み取ってくれることや、少ない回数のやり取りで情報伝達がしっかりとなされているかは、依頼側のストレスに影響するので、フリーランスとの相性を測るための大きな指標となります。ベースの知識レベルに加え、こちらからの依頼内容の理解度はまた別な場合があるため、両方を加味して判断しましょう。

コミュニケーションの速度

フリーランスに記事作成代行を依頼する際、ほとんどの場合コミュニケーションがメールやチャットツールなどで完結します。対面して意思疎通を図るということがあまりなく、相手の様子が分からないのでコミュニケーションの速度は非常に重要です。

コミュニケーション速度が遅いとその分、情報伝達や意思疎通が遅れるので、プロジェクトの遅延を招きます。またトラブルやストレスのもとにもなります。

このように、トライアル実施後は記事のクオリティだけでなくしっかりと選定基準を設けてフリーランスを選定しましょう。記事作成代行で成功するには、一緒に仕事をしてゆくパートナーという観点で適切なフリーランスを選定することが大切です。

依頼側が注意するべきこと

最適な記事作成代行を実現させるためには、依頼側にも注意すべきことがいくつかあります。適切なフリーランスと出会うため、そしてプロジェクトを円滑に進めるためにしっかりと押さえておきましょう。

依頼内容を明確にする

依頼内容が明確でないプロジェクトは、そもそも提案が集まりません。

  1. 記事作成代行の目的
  2. 作成して欲しい記事コンセプト
  3. 掲載するメディアの情報(参考サイトでもOK)
  4. 記事の文字数
  5. 文字単価もしくは記事単価
  6. プロジェクトの流れ
  7. 画像選定の有無
  8. 指定キーワードの有無

などが一般的ですが、他にも必要な事項があればできるだけ明確にしておきましょう。依頼側では「適切なフリーランス選択ができるか?」という不安がありますが、同時にフリーランスにも「信頼出来るクライアントか?」という不安があります。

依頼内容を明確にすることである程度その不安を払拭することができるので、より多い提案の提示を促したり円滑なプロジェクト進行を実現するためには重要です。

コミュニケーションの速度

コミュニケーションの速度はフリーランス側だけでなく依頼側にも必要なことであり、双方のコミュニケーションが円滑ならば自然と信頼感が生まれます。記事作成代行では互いの信頼が成果に大きく関わるので、迅速なコミュニケーションを意識しましょう。

的確なフィードバック

継続的な記事作成代行の場合、フリーランスに自社が運営するメディアのカラーをしっかりと理解してもらう必要があります。そのためには記事に対し的確なフィードバックをしつつ、長期的な目線で自社のカラーや思いを伝えていくことが大切です。

レギュレーションを共有する

各メディアによって表現方法や記事構成などのレギュレーションが存在しますが、細部までしっかりと共有しておきましょう。共有できていないことで修正が多くなったり無駄なやり取りが発生しますので、依頼側とフリーランスの業務効率化のために重要となります。

依頼側が注意すべき点としてはどれも基本的なことかもしれませんが、最適な記事作成代行を実現するためには不可欠です。依頼前も依頼後も常に意識しておきましょう。

まとめ

以上が、フリーランスに記事作成代行を依頼する際の流れや注意点となります。フリーランスの記事作成代行はその手軽さがメリットではありますが、適切なフリーランスを選定したり、仕事を円滑に進めるには押さえておくべきポイントや注意点などが実は多いのです。

これらの項目を抑えながら、一緒にサイトを作りあげてゆくパートナーとして選択することが重要です。一方的な発注者と受注者とおいうスタンスを取ってしますと、優秀なライターでもなかなか力を発揮するのが難しくなってしまいます。

以上のように、フリーランスへの記事作成代行で重要なのは依頼側とフリーランスとの信頼関係です。そうすれば円滑なコミュニケーションが生まれ、記事作成代行という形をとっていても、ともに良い情報発信をしてゆくという共通認識がうまれ、良い結果をもたらします。フリーランスに様々な条件を求めるのはもちろん、依頼側としても信頼を提供することが大切なのです。

今回はフリーランスへ記事作成代行を依頼する場合について解説しましたが、代行会社に依頼するという選択肢も存在します。

以下の記事では代行会社に依頼した場合の流れや正しい代行会社の選び方、注意点などをまとめているので、合わせて参考にしてみてください。 

参考:記事作成代行の流れ、選び方、注意したいこと【代行会社編】

導入事例:C Channel 株式会社

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