コンテンツマーケティングに向いている企業、向いていない企業

 2020.04.15  Marketing Intelligence

今回は、コンテンツマーケティングに“向いている企業”と“向いていない企業”をご紹介します。

コンテンツマーケティングはしっかりと取り組むことで大きな成果を出すことは明白ではありますが、誤解されている部分も多く見受けられます。

企業の姿勢や置かれている状況、期待する成果により、コンテンツマーケティングにも向き不向きというものがあることを理解する必要があります。

コンテンツマーケティングについてしっかりと理解した上で取り組んでいただきたいという思いから本記事をご紹介いたします。

果たしてコンテンツマーケティングに向いている企業と向いていない企業の特徴とはなんでしょうか?

コンテンツマーケティングに向いていない会社

短期間で成果を出したい

ユーザーにとって有益なコンテンツを継続的に提供し、接点を作り出すことから始めるのがコンテンツマーケティングです。

従って、短期的な成果を期待している会社には向かない傾向があります。

最近では“グロースドリブンデザイン”によるWebサイト制作である程度短期化できるようにはなりましたが、やはり認識としては長期的な目線で運用計画を立てる必要があるでしょう。

短期的な効果を期待するのであれば、リスティング広告やソーシャルメディア広告といった媒体を利用するのが定石です。

コンテンツを継続的に提供し積み重ねていくのがコンテンツマーケティングなので、この辺りの認識をしっかりと持っておく必要があります。もしヒットするコンテンツがあれば、それは自社の資産になり継続的に成果を出し続けてくれるでしょう。

既存業務が忙しく余裕がない

オウンドメディア運用をアウトソーシングするサービスは多くあり、コンテンツマーケティングを効率的に展開するために有効な選択肢の一つとなっています。

しかし、大切なのはあくまでクライアント主体で展開することです。パートナーに運用を丸投げしなければならないほど既存業務ががちがちになってしまっている環境では、少し落ち着いてからコンテンツマーケティングを検討すると良いでしょう。

コンテンツマーケティングは、さまざまな社内のステークホルダーと連携することで初めて意味をなします。そういう意味では社内での認知が必要不可欠であり片手間で始めると周りとの連携もとりずらくなるでしょう。

商品やサービスの認知拡大が第一

商品やサービスの認知拡大を優先的に考えたとき、コンテンツマーケティングよりもペイドメディアの方が効果的です。

運用側でリーチしたいターゲットを限定できる上に、そのままランディングページへ誘導すれば認知拡大にプラスして販促に繋げることもできます。

コンテンツマーケティングも将来的には認知拡大に貢献することもありますが、あくまでユーザーと“自然な接点”を作り出すことが第一目的ととらえるものなのです。

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バイラルコンテンツを作りたい

バイラルコンテンツとは瞬発的にシェアが広がり、幅広いユーザーのもとへ届くコンテンツのことを言います。

最近では“バイラルメディア”といったキーワードが注目されているようにコンテンツマーケティングにバイラルコンテンツは不可欠などと言われていますが、実際はそうではありません。

むしろバイラルばかり狙うことはいくつかのリスクが隠れています。

バイラルコンテンツとは基本的に“面白い系(お笑いに限らず)”のコンテンツになる傾向にあるので、“面白いコンテンツ”ばかりを求めてしまうのです。

そうなると例えコンテンツが拡散されても本来の狙いを達成できない可能性があり、ブランドイメージが崩れてしまうこともあります。

バイラルコンテンツとは、ロングテールSEOなど地道なコンテンツマーケティングの基盤を作った上で初めて効果を発揮するものだと言えるでしょう。

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Web KPIばかりに目がいく

Google Analyticsなどを用いていろいろと分析することは重要です。PageViewやSessionなどが増えて行くことは最高に気持ちの良いものです。

しかし、そこだけを追い求めていくとコンテンツマーケティングは失敗に終わる可能性が高いです。

ユーザーが求めるコンテンツをしっかりと提供していくことで自然とWeb のKPIが向上していくと考えた方が良いでしょう。

コンテンツマーケティングに向いてる会社

中長期的な視点で効果のあるマーケティングを実践したい

コンテンツマーケティングは効果が出るまで時間がかかると前述しましたが、それだけに腰を据えてマーケティングに取り組むことができる会社とは非常に相性が良いと言えます。

なぜなら、コンテンツマーケティングとは正しい運用を長期的に続けていれば、必ず効果が現れるからです。

そのためにはペルソナ設定や質の高いコンテンツ設計、継続的なコンテンツ配信体制など、クリアすべき課題は多くありますが、その分効果は絶大です。

コンテンツマーケティングによりプッシュ型セールスが無くなり、Webサイトだけでリードを獲得し、案件化する企業も少なくありません。

コンテンツマーケティングとは、営業力強化の切り札的存在であり“優秀な営業”となる可能性を秘めています。ゆえにじっくりと時間をかけて育てていくことが重要なのです。

アウトソーシングできる部分はパートナーに任せるなど、上手に運用できれば業務負担を大きく軽減することができるので、最適な運用方法を探ることも大切でしょう。たとえばリードプラスがサポートするお客様の場合、担当者は1名から数名です。

ユーザーとのエンゲージメントを高めたい

最近よく“エンゲージメント”という言葉を耳にしますが、これはユーザーのブランドに対する“愛着心”や“親近感”を意味します。

つまりユーザーにもっと自社商品やサービスについて深く知ってほしい、ブランドを好きになってファンになって欲しいという会社にはコンテンツマーケティングが向いています。

というのもコンテンツマーケティングは“企業ブログを運営すること”と認識していることが多いですが、実際はソーシャルメディアや動画コンテンツなどを利用することも立派なコンテンツマーケティングです。

その中でもユーザーとのエンゲージメントを高めることに向いている媒体がソーシャルメディアと言われています。

企業ブログよりもユーザーに近い位置にあり、相互的なコミュニケーションが強いためエンゲージメントを高めるのに最適です。

ただし“どのプラットフォームでもいい”というわけではありません。TwitterFacebookなど、各プラットフォームによって特徴やユーザー層が異なるので、ターゲットや目的に沿ったプラットフォーム選びが重要になります。

また、企業ブログ更新の通知をするだけでなく、ソーシャルメディアならではのマーケティングを展開することも考えると良いでしょう。

社内にコンテンツを作成できる人材がいる

社内に特定のコンテンツを作成できる人材がいる場合は確実にコンテンツマーケティングに向いている企業といえるでしょう。そのジャンルに精通したプロが各コンテンツをユーザーは求めている場合が多いものです。

すぐにコンテンツマーケティングを内製化するのは不可能でも、コンテンツを作成できる人材やコンテンツの戦略を考えられる人材がいるのならばコンテンツマーケティングを今すぐにでも始めた方が良いでしょう。

まとめ

いかがでしょうか?今回はコンテンツマーケティングに“向いている企業”と“向いていない企業”の特徴をご紹介しました。

向いていない項目に該当した場合でも、コンテンツマーケティングを諦めることはありません。 

それはコンテンツマーケティングが失敗する原因を“既に知っている”ということでもあるので、環境の変更や対策を取るなどコンテンツマーケティングを成功させる方法はいくらでもあります。

また、向いている項目に該当した場合でも油断は禁物です。正しいコンテンツマーケティング運用を心掛けなければ失敗する可能性は大いにあります。

今回紹介したのはあくまで現状として向いているかいないかの話であり、今後の対策や運用次第で結果が大きく変わることもあるということを認識していただければと思います。

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