MAツールとは?代表的な製品を比較

 2020.05.15  Marketing Intelligence

MAツールとは?代表的な製品を比較

MAツールとは?

MA(Marketing Automation:マーケティング・オートメーション)ツールとは、文字通りマーケティングに関わる業務を自動化するためのものです。従来のマーケティング活動ではほとんどの作業を人手によって繰り返し行なってきましたが、定期的な業務に関してはシステムによる自動化が可能ということで、2010年頃から徐々にMAツールの存在感が高まっていきます。

その背景には、BtoB領域における営業活動の中心がセールスからマーケティングへ徐々に移行したことと、デジタルマーケティングの発展があります。

ほとんどの企業は製品やサービスの購入・利用を検討するにあたり、ネット上ので情報取集による検討を基本としています。一説では、企業が営業担当者にコンタクトを取る頃には決裁プロセスの半分以上は完了しているとのこと。つまり、製品やサービスに関する紹介や提案を行うセールスよりも、ネット上での接点を設けて適切なタイミングで情報提供を行うデジタルマーケティングの重要性が強く認識されるようになったのです。

今では、新規顧客創出や商談発掘の領域においてMAツールがその中心を担っていると言って過言ではないでしょう。

MAツールの役割

MAツールの役割としては、オンラインとオフラインで取得した企業や担当者情報を統合し、さらにそれらの情報とIPアドレスなどを紐付けて相手先のアクションに応じて適切なタイミングで価値ある情報を提供することです。

簡単な例を挙げてみましょう。ある夫婦が国内旅行を計画する際には、まずは「国内のどこに旅行したいか?」を話し合います。この時点で具体的なプランなどはなく、漠然とあそこにいきたいとなどの意見を交換します。話が盛り上がっていくうちに、2つか3つの観光地に旅行先を絞り、今度はその観光地の情報をネット上で検索します。観光名所、名産物、天候、著名な飲食店などを調べているうちの、徐々に旅行先が固まっていきます。次に調査するのはホテルや旅館です。魅力的な宿はあるのか?そして、その宿の価格はいくらなのか?ネット上にあふれている口コミ情報を確認しながら宿泊したい宿を決めていきます。この段階で、旅行会社のツアーを検討するケースもあるでしょう。旅行会社としては絶好のアピールポイントです。

この例からわかることは、製品やサービスを購入・利用するまでに至るプロセスの中には様々なフェーズが分かれており、各フェーズにおいて必要としている情報が異なるという点です。このため、ビジネスを展開する側としては各タッチポイントを正確に把握した上で、お客様にとって価値ある情報を適切なタイミングで提供することに重点をおかなければいけません。

しかし、無数に存在する潜在顧客に対して人手で追跡を行い、その都度適切な情報を選択して配信するのには非常に手間がかかりますし、現実的でもありません。そこでMAツールが重要な役割を果たします。

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前述のように、MAツールはお客様情報とIPアドレスを紐づけることで、ネット上でどのような行動を取っているかを追跡し、フェーズを明らかにすることでその都度適切な情報を最適なタイミングで配信できるようになります。また、BtoBの場合はお客様の行動を追跡することで現時点での決裁プロセスを明らかにした上で、価値ある情報を発信して購買意欲を醸成しながら確度の高い見込み客を営業案件として引き渡すことも可能です。

代表的な製品を比較

上記にMAツールの概要と役割をご紹介しましたが、一口にMAツールといってもその特徴は製品によって多様です。最後に、代表的な製品をまとめてみましたので、比較の際にご活用いただければ幸いです。

Salesforce Pardot(セールスフォース・パードット)https://www.salesforce.com/jp/products/pardot/overview/

ウェブサイトやフォーム活用を中心としてリードジェンネレーション(見込み客育成)を始め、CRMとの連携や費用対効果のレポート作成などもおこなえます。また、Salesforceが提供する営業支援システムとの連携も可能なので、マーケティングチームと営業の連携性を高めます。

Marketo Engage(マルケト・エンゲージ)https://jp.marketo.com/

世界5,000社以上に導入実績があるMAツールです。日本国内では大企業から中小企業、スタートアップにて業界や業種を問わずに導入されており、幅広い機能を提供しているのが特徴です。お客様とのエンゲージメント向上を目的に設計されており、自社商品やサービスの認知、購入や実際に製品やサービスを購入した顧客がファンになる要塞購入に至るまでの長期的な関係構築が可能なプラットフォームです。

Hubspot Marketing hub(ハブスポット・マーケティング・ハブ)https://www.hubspot.jp/products/marketing

HubSpotは、MAツールの基本機能に加えてCMSを備えておりWordpressライクなコンテンツ作成が可能なため、インバウンドマーケティングやコンテンツマーケティングを展開できます。ブログやランディングページの作成も行えるので、幅広いデジタルマーケティングに特化したMAツールです。

SATORI(サトリ)https://satori.marketing/

国産MAツールであり、550社以上に導入実績を持ちます。国産ならではの素早いサポートが魅力であり、匿名お客様の管理や情報蓄積が可能なアンノウンマーケティング機能も搭載しています。ウェブサイトの計測用のタグをつけるだけで実測可能なので、即日運用もできます。

b→dash(ビーダッシュ)https://bdash-marketing.com/

業界業種を問わず大手企業からベンチャー企業まで導入しているMAツールです。データ統合やメール配信に限らず、ウェブ接客やアプリプッシュといった機能も含んでいます。LINE連携など多彩なチャネル連携によってのアプローチが可能で、商品やサービスを購入した後の関係性構築のためのCRM機能も備えています。

SHANON MARKETING PLATFORM(シャノン・マーケティング・プラットフォーム)https://www.shanon.co.jp/products/

オンライン及びオフラインの顧客データを統合管理できる国産のMAツールです。国内では900社以上の導入事跡があり、オフラインで開催されるイベントやセミナーを管理するための機能も充実しています。

Synergy!(シナジー)https://www.synergy-marketing.co.jp/cloud/synergy/

正確にはCRMであるものの、メール配信やLINE連携、フォーム作成などMAツールとしての機能も備えています。クライアント証明書をインストールしたパソコンからのみログインできる仕組みになっているので、不正アクセスを防止するセキュリティ性も備えています。

Probance(プロバンス)https://www.probance.jp/

AIを活用したコミュニケーションを実現できるMAツールであり、新規顧客の創出やリピーターの育成、休眠顧客の掘り起こしなどをサポートしてくれます。

MOTENASU(モテナス)https://motenasu.info/

One to Oneマーケテイングに特化したMAツールです。ウェブサイトの集客から見込み客の育成、購買分析など様々なアプリーチが可能となっています。また、見込み客の住所データをもとにDM発送も可能なので、幅広いマーケティング業務を効率化できます。

まとめ

現代のビジネスにおいてMAツールは必須のソリューションと言えます。そして、それらを取り組む企業には必ず高度な分析を実施するためのツールDatoramaが必要となります。

Datoramaはマーケティング投資、指標(KPI)、意思決定をはじめとするマーケティングにおけるあらゆるデータを、ひとつのプラットフォームで管理するためのマーケティングインテリジェンスプラットフォームです。自社のマーケティング活動を完全に可視化できることで的確な意思決定を適切なタイミングで実行できるようになります。また、Datoramaが提供する人工知能(AI)技術を駆使したマーケティング・インテリジェンスにより、チャネルやキャンペーンを通じたデータやレポート情報の収集や統合が簡単にでき、分析結果を迅速に導き出せます。ぜひ、この機会にDatoramaもご検討ください。

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