コロナ渦において医療業界や旅行業界がDatoramaを必要とする理由

 2020.08.06  マーケティング インテリジェンス チャンネル

コロナ危機により業種を問わずあらゆるブランドや広告代理店に影響が出ています。企業においてはサービス中断やメッセージング戦略の変更を余儀なくされているからです。大きな混乱が短期に集中発生しているため、顧客はできるだけリアルタイムなデータを必要としています。その理由は状況を理解し対応を迅速に行うためです。

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新型コロナで影響を特に影響を受ける2つの業界

独立系広告代理店のR&R Partnersによれば、特に2つの業種がコロナ危機に関するデータを常に必要としているとのことです。

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1つは医療機関で、コロナ危機発生直後からクリエイティブやメッセージングの内容を新型コロナ関連のトピックに切り替えました。さらに、コミュニティーのトレンドだけでなくメディアのパフォーマンスを即座にモニターする必要があったのです。

 

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もう1つは旅行代理店です。観光業界は何カ月も営業休止の状態が続いているため、業界のトレンドとデータをモニターする必要があります。いつになったら観光客が戻ってくるかを予測するためです。

この2つの業界においてDatoramaを活用しコロナ関連データを追跡することは非常に重要な意味を持ちます。

医療機関は何を準備すべきか

その理由は明白で経営を長期的に安定させるためのものです。医療機関のクライアントは、長期目標の1つとして医療業界のリーダーになることを目指しています。他に先んじて新型コロナウィルスに関わる最新のメッセージングと情報を出し注意喚起することにより、患者からの信頼を得て貴重な情報源となれるのです。さらに症状追跡システムなど、新型コロナ対策用ツールを作成することで、コミュニティー内での信頼と認知度を高めることが可能です。このような医療機関においては、すでに信頼関係を築いているので、待機している手術など再開する態勢が整ったらすぐに見込み患者と連絡が取れるようになります。これは医療業界では重要な要素の1つなのです。

旅行代理店は何を準備すれば良いのか

旅行代理店の場合、コロナ禍における観光に関する指標は流動的な状態が続いています。長期的に経営を安定させるには、メッセージングを再開し人々に旅行するよう促す適切なタイミングを把握することが鍵となります。医療機関と同様、旅行代理店も自社の広告やメッセージング内容が信頼に足るものであることを願っています。潜在顧客に十分な情報を与えた上で決断しもらいたいのです。

導入事例:ダイキン工業株式会社
事例紹介:DatoramaがIBMの大規模なパフォーマンスの最適化を実現

R&Rの社内メディアおよび顧客担当チームはクライアントと協力して、Datoramaダッシュボードを活用した共同作業を行うことに成功しました。社内メディアチームはコロナ危機に関連するトレンドをモニターすることで、メディア・メッセージングをいつ再開し、どういったクリエイティブを発信するか検討できるようになりました。さらに広報活動を再開した際、どういったクリエイティブ・メッセージのパフォーマンスが良いのかを追跡するのに役立てられます。顧客担当チームの場合、ダッシュボードを活用することでデータの全体像をつかみやすくなります。このことにより今回のコロナ危機の間、クライアントとのコミュニケーションができるようになるのです。さらに最終的には、クライアント側がこれらの情報にアクセスできるようにすることで、広告代理店として透明性があり実行力のあるパートナーになれるというメリットもあります。閲覧しやすいフォーマットで主要トレンドにアクセスできるので、クライアント側はコロナ危機の最中に正しいな決断を下すための情報が増えたと感じるのです。

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Datoramaを活用して新型コロナ関連のトレンドを追跡する

Datoramaを使って新型コロナに関するトレンドを追跡するために利用できる主な情報源を一部ご紹介しましょう。

Googleトレンド

公開データは、コロナ危機に関するデータを追跡する上での重要な要素となります。簡単にアクセスできる公開データソースにGoogleトレンドがあります。検索対象のトレンドを見ることで、どのようなトピックが潜在顧客のトップ・オブ・マインドにあるのか把握できるのです。さらに消費者のマインドセットの中でどういったトピックが拡大・縮小しているのかが分かります。 DatoramaでGoogleトレンドのデータを活用する方法は複数あります。例えば自動更新する埋め込み型ウィジェットを使用することも可能です。これを利用するとモニター対象のキーワードを決定し、キーワードの状態を自動更新できるようになります。もちろん、そのため手作業が省けます。また、長期にわたって相互に対立する傾向を示すキーワードが柔軟に表示できるよう、GoogleトレンドのデータをGoogleスプレッドシートにエクスポートすることも可能です。

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ソーシャルリスニングのデータ

併せて利用した公開データソースに、当社が利用するプラットフォームCrimson Hexagonを介したソーシャルリスニングがあります。ソーシャルリスニングを使用すると、SNS内の声を集約して、どのトピックがトレンドであり、どういった評判があるかを確認できます。主たるデータソースは Twitterです。その理由はユーザーが投稿を一般公開する傾向があるからです。医療機関の場合、ソーシャルリスニングを活用し新型コロナ関連のキーワードを含む現地の声を全てモニターしています。それをもとにダッシュボードにトピックの波と主要な投稿を表示し、さらに投稿内容のトレンド(肯定・中立・否定)を追加しました。

旅行代理店の場合は、旅行したい旨を示すツイートを分類してモニターしました。投稿内容を「旅行願望あり」「現在旅行中」「安全になるまで待つ」に分類した。さらに旅行関連のトピックを調べ、コロナ危機が終息したら人々がやりたいことを探りました。

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航空会社のデータ

旅行代理店用に使用した別のデータソースは航空会社のデータでした。人々が旅行を再開する時期をモニターする上で、航空会社のデータは重要な指標となります。様々な都市から目的地までの航空各社の座席数に関するトレンドを利用して、各地域からの需要が伸びる時期を予測する指標とました。

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クライアントのデータ

最後に、クライアントが持つデータがコロナ大流行の影響を追跡する上で重要な役割を果たしています。優れた情報源の1つにGoogleアナリティクスがあります。ウェブサイトへのオーガニックなアクセスを追跡し、アクセス行動がここ数カ月でどのように変化しているかを探るのです。消費者の関心が戻ってきたことを示す初期の指標となる場合が多く、消費者が何を求めているかを探るうえでも役に立ちます。もう1つの優れた指標として、メディアパフォーマンス指標を調べることがあります。医療機関の場合、様々なトピックに関する新型コロナ関連メディア情報を調べました。そのためDatoramaを利用したAPIを通じてメディアプラットフォームのエンゲージメント指標を調べることで、消費者が興味を持つメッセージを追跡するのに役立てられました。旅行代理店の場合、R&Rでは旅行と目的地に関する独自の調査データも保有しています。このデータを Datoramaに組み込みました。このデータを独自の追跡調査と組み合わせて使用し、決定内容を通知するようにしています。

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Datoramaを活用することで、R&Rではこういった様々な種類のデータをすべて取り込むことが可能となっています。マーケティング上の極めて重要な決定を下す際、コロナ危機下のトレンドが与えている影響の全体像をつかむためです。こうすることでコロナ危機において最も深刻な影響を受けている業種の2つ、旅行業界、医療業界全体においてクライアントの経営を安定させ最終的には成長させることが可能となるのです。

出典: "Why Clients Need Reporting on COVID-19 in Datorama", Datorama.com, (参照 2020-07-30)

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